佐世保青年会議所は、戦後間もない厳しい時代の中、諸先輩方が1953年にJCI Creedや三信条を掲げ、あらゆる困難にも力を合わせ乗り越え、70年間という永きに亘り、歩みを進めてきました。昨今、オンライン技術の普及により、社会の仕組みが複雑化してきたことで、人々の考え方も大きく変化してきています。そのような中、このまちも社会の変化に順応しながら、大きく変わろうとしています。このまちに住み暮らす誰もがふるさとを愛し、笑顔で活躍ができ、安心して住み暮らし続けるために、「ひと」と「ひと」、「ひと」と「まち」のつながりは非常に重要だと改めて気付きました。これからも、我々JAYCEEが 率先してあらゆる ひとと手を取り合い、 多くの人々を巻き込みながら 活動と運動を起こし続け、このまちを未来に向けてつなぎ、さらに輝かさなければなりません 。
本年は、会員一人ひとりが持続可能でこのまちの明るい豊かな社会の実現に向け、より良い変化をもたらすリーダーであることの自覚を もった 、未来を切り開ける人財の育成 とともに、このまちから必要とされ続ける団体を目指し活動と運動を展開しております。その想いを受け継ぎ22024年度は、会員一人ひとりが、自分自身が関わっているという使命感と、郷土愛を兼ね備えた、何事にも前向きに挑戦し続ける心豊かなリーダーの育成を行います。我々はこのまちの未来を担う組織として、常に先頭に立ち、積極的に行動することで、周囲の人々に勇気や活力を与え、より良い変化をもたらすと考えます。そして、我々の活動や運動を通じて、誰もが憧れる元気なまちとなり、影響力がある組織として存在感を示していきます。
まずは、我々が 活発に活動し、このまちにより良い変化を起こすためには、多くのJAYCEEが 必要です。会員一人ひとりが青年会議所の魅力を発信し、会員拡大に取り組むとともに、互いに切磋琢磨し、誰もが 活躍できるよう環境づくりを進めます。そして、未来を担う青少年に、このまちの様々な魅力を感じてもらい、誇りを持ちながら成長できる機会を創出します。さらに、このまちは米軍基地があり、国際クルーズ船も入港するなど、国際文化に触れる機会が多いまちです。これから国際的な交流が加速していく中、自身のアイデンティティを深めるとともに、国際 の機会を通して会員一人ひとりの国際的な視野をさらに広げます。また、このまちは、九十九島の「世界で最も美しい湾クラブ」への加盟 など豊富な資源や文化があり、それを愛する市民がいます。我々が先頭に立ち、あらゆるひとと手を取り合い、魅力溢れる佐世保を広く発信し、このまちの活性化に努めます。そして、これからも我々の活動に共感を得て、信頼され続けるために、多くの方々と交流するとともに魅力ある事業を発信していきます。
結びに、入会以来、様々な 方と交流し活動していく中で、私自身の考えや このまちに対する想いも大きく変わりました。これまで培ってきた 経験をLOMに元するとともに、これからもこのまちの先頭に立ち、さらに元気な組織として発展できるよう、諸先輩方や共に活動してきた皆さまに感謝の気持ちを忘れず、情熱と思いやりを胸に全力で活動します。皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げまして2024年度理事長候補者としての所信とさせていただきます。
一般社団法人佐世保青年会議所
第71代 理事長
福田 登志也